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TLV・TTS保全と検査メールマガジン

2021/12/07 Vol.85

2021年12月7日配信 Vol.85

TLV・TTSメールマガジン 保全と検査に革新を



早いもので【保全と検査】メールとしては2021年最後の配信となります。
そこで今回お届けするのは、年末恒例の「年間人気記事ベスト3」!

毎年ランキング上位を独占する人気記事「メンテナンスを学ぶ」や各種事例、最新の計測機器・診断技術の中で、最も人気の高かった記事とは?詳細は本文をご覧ください。

その他、ケレン不要で安全、足場施工不要で検査費用も抑えられたラック冷却水配管の腐食検査事例をお届けします。


 2021年人気記事ランキング ベスト3!
 
2021年にお届けした全ての記事の中から、最も多くご覧いただいた記事ベスト3をご紹介します。
さて、今年の第1位は・・・

保温材下腐食(CUI)など外面腐食が発生しやすい場所は?」でした。

TTSサイトの人気コーナー『メンテナンスを学ぶ』に今年新たに加わった「設備の腐食管理」の記事が1位となりました。
 
外面腐食が発生しやすい場所 保温材下腐食(CUI)、耐火材下腐食(CUF)が進行する特徴や、過去の診断実績から判明した腐食の発生しやすい具体的な場所を30箇所以上例示した記事です。
「分かりやすい見せ方で大変参考になります」「担当施設内でも老朽化している部分が多く、メンテナンスの参考になりました」など大きな反響がありました。
 
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続いて、第2位は・・・

軸芯出し(シャフトアライメント)とは」。
 
軸芯出しとは 軸芯出しの定義、測定位置、芯出しにあたっての注意点を簡潔にまとめた記事です。
芯出しの基本を学ぶのに最適であり、「非常に分かりやすく、新人教育やメンテナンス教育に役立ちます」などのご感想をいただきました。
 
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第3位は・・・

ポリエチレン被覆(ライニング)配管の診断事例」。
 
ポリエチレン被覆配管診断事例 第3位には配管診断の事例が入りました。
被覆(ライニング)配管でも検査前に被覆を剥離する必要がなく、手間・工数・コストを抑えて配管の腐食・減肉を測定できるロングレンジガイド波による配管診断の事例です。
配信後には様々な配管についての検査可否や検査費用等のお問合せをいただきました。
 
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番外編・・・

今年も多くの診断技術をご紹介しましたが、その中で最も見られた診断サービスは「エア・ガスリーク診断 ソニックマンサーベイ」でした。
 
エア・ガスリーク診断 圧縮エア、窒素、プロセスガスなど各種ガス体の漏れを工場稼働中でも検知し定量化・金額換算。診断スピードが早いためプラント全体の広域診断も可能です。
「自社のエアや蒸気の漏れも診断してほしい」などのお問合せのほか、リークの発見・漏れ解消により9000万円の損失を解消された大手重工業様事例の小冊子のお申込みを多数いただきました。
 
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2021年も【保全と検査】メールをご覧いただきありがとうございました。
来年も皆様のお役に立てる情報の発信に努めて参ります。記事に関するご意見・ご要望等ございましたらこちらからお寄せください。
 
 バックナンバーはこちら >  

 


 ケレンをせずに600mの配管の1300点で減肉を計測
  【事例】ラック冷却水配管の腐食検査
 
ラック冷却水配管事例 ある工場で、重要な冷却水配管が漏れる事故が発生。海岸沿いのため塩害で数百mにわたってさびスケールが散在し、すぐに配管全体の腐食検査が計画されましたが実施には課題がありました。

・検査のためにさびスケールを除去するケレンを行うと、腐食箇所が貫通し漏れる恐れがある
・配管径が大きく放射線検査が適用できない
・配管が約600mあり膨大な足場施工費用が必要

そこで、以下の特長を持つPEC(パルス渦流探傷)検査を採用。

・さびスケールの上から肉厚検査が可能なためケレン不要で安全
・配管径の制約無く検査が可能
・延長プローブを使用するため、足場不要でラック上の架空配管を検査


目視で確認された240の外面腐食エリアに対し、約1300点の計測を実施。
ケレンのない安全な作業で、足場不要のため検査費用も抑えられ、配管全体のコンディション把握により保全計画を具体的に進めることができました。
 
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