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TLV・TTS保全と検査メールマガジン

2022/09/13 Vol.93

2022年9月13日配信 Vol.93

TLV・TTSメールマガジン 保全と検査に革新を



多くのプラントで老朽化が進む中、従来の外観目視検査に替わって採用が広がっている検査方法が「検査効率を上げるスクリーニング」です。
3種類のスクリーニング技術の使い分け方など詳細は記事をご覧ください。

そのほか、バルブの内漏れを網羅的に検査して、フレアスタックへの生産流体流出を防ぐフレアロス診断をご紹介します。


 メンテナンスを学ぶ
  「検査効率を上げるスクリーニング」
 
検査効率を上げるスクリーニング

老朽化が進んだプラントでは、いかにスピーディーに検査の網羅性を上げるかが、外面腐食に打ち勝つための重要なポイントとなります。

多くのプラントで採用されている「外観目視検査」には、検査効率や保温材の解体コストなどの課題があり、これを解決して検査の網羅性を向上させる方法として注目されているのが「スクリ―ニング検査」です。

抜け漏れなく検査する詳細検査に対し、スクリーニング検査は短期間で広範囲をざっと確認して腐食可能性の有無を調査するため、同じ費用なら検査の網羅性を高め同じ検査範囲なら検査費用を下げることができます。

「検査効率を上げるスクリーニング」記事では、3種類のスクリーニング技術をご紹介し、使い分けのポイント組み合わせて検査を最適化した例などをご説明しています。
 
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スクリーニング検査に関するお問い合わせはこちらからお寄せください。
 


 【診断】フレアスタックの炎が大きい?色が変?
  バルブの内漏れを検査し、フレアロスを最小化!
 
フレアロス診断

フレアスタックと呼ばれる余剰ガス・廃ガスの焼却処理施設に関して、次のようなお悩みはありませんか?

「フレアスタックの炎が大きく、周辺住民がから苦情が来ている」
「フレアスタックの炎が大きく、周辺環境に及ぼす影響が心配」
「フレアスタックの色が正常でないが、原因が分からない」


このように可視炎に異常が見られる場合は、安全弁やバルブの内漏れによって余剰ガスだけではなく生産流体がフレアスタックに流出しているかもしれません。

バルブの内漏れによる損失のインパクトは大きく、例えば2,000箇所の中から50個の内漏れバルブを見つけた場合、50円/ℓの製品が0.05ℓ/min程度(スプーン大さじ4杯弱)漏れていたとしても、年間約6,500万円の損失となります。

フレアロス診断でバルブの内漏れを網羅的に検査することにより、フレアロスを最小化し生産物や生産機会の損失を防ぎましょう。