減圧弁
直動式減圧弁 DR20
二次側圧力が低下した場合
- 二次側圧力が低下すると、ベローズを介して圧力調整用の大きいコイルバネにかかる力が弱くなります。
- その結果、大きいコイルバネが伸びてベローズを介してメインバルブを押し下げ、メインバルブの弁開度が大きくなります。
- メインバルブの弁開度が増すことで蒸気流量が増え、圧力が回復(上昇)します。
二次側圧力が上昇した場合
- 二次側圧力が上昇すると、ベローズを介して圧力調整用の大きいコイルバネにかかる力が強くなります。
- その結果、大きいコイルばねが押し縮められることにより、メインバルブの弁開度が小さくなります。
- メインバルブの弁開度が減少することにより、蒸気流量が減少し圧力が回復(低下)します。
一次側圧力が低下した場合
- 一次側圧力が低下すると、減圧弁前後の圧力差が小さくなるため、メインバルブにかかる下からの力(閉弁力)が低下します。
- メインバルブにかかる閉弁力が低下すると、メインバルブの弁開度が大きくなり、蒸気流量が増加して二次圧力が上昇します。
- 二次側圧力が上昇すると、ベローズを介して圧力調整用の大きいコイルバネにかかる力が強くなります。
- その結果、大きいコイルバネが押し縮められることにより、メインバルブの弁開度が小さくなります。
- メインバルブの弁開度が減少することで、蒸気流量も減少し圧力が回復(低下)します。
一次側圧力が上昇した場合
- 一次側圧力が上昇すると、減圧弁前後の圧力差が大きくなるため、メインバルブにかかる下からの力(閉弁力)が増加します。
- メインバルブにかかる閉弁力が増加すると、メインバルブの弁開度が小さくなり、蒸気流量が減少して二次圧力が低下します。
- 二次側圧力が低下すると、ベローズを介して圧力調整用の大きいコイルバネにかかる力が弱くなります。
- その結果、大きいコイルばねが伸びて、メインバルブの弁開度が大きくなります。
- メインバルブの弁開度が増加することにより、蒸気流量も増加し圧力が回復(上昇)します。