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TLV蒸気と省エネメールマガジン

2023/10/31 Vol.242

2023年10月31日配信 Vol.242

TLVメールマガジン 蒸気のことならTLV



今月は、『もっと知りたい蒸気のお話』の中から「ウォーターハンマー(発生のメカニズム)」記事をご紹介します。バルブや装置等の破損事故にも繋がるウォーターハンマーの発生原因、発生箇所に加えて、ウォーターハンマーの発生を再現した実験映像も公開していますので是非ご覧ください。 

そのほか、ウォーターハンマー防止策の1つとして、還水管の逆流蒸気によるウォータハンマー対策にも使用されるスプリングディスク式逆止弁 CKシリーズをご紹介します。



もっと知りたい蒸気のお話 
  「ウォーターハンマー(発生のメカニズム)」


ウォーターハンマー発生のメカニズム 
 
蒸気配管や蒸気使用設備に蒸気を通気し始めた時に、「カン、カン・・・」という金属音や、「ドーン」という激しい衝撃音と振動が発生したことはありませんか? 
これはウォーターハンマー(水撃、スチームハンマー)と呼ばれる現象です。 

ウォーターハンマーが発生すると、その衝撃によって配管や装置、建屋の大きな揺れが生じ、時にはバルブやフランジ、装置等が破壊される事故に繋がることがあります。 

以下では、ウォーターハンマーの発生を再現した実験映像を交えて、ウォーターハンマーの発生原因、発生しやすい場所等をご説明しています。 
 

 



優れたシール性能でウォーターハンマー対策にも! 
  コンパクトで取り付け方向自在な逆止弁CKシリーズ


スプリングディスク式逆止弁Ckシリーズ 
 
逆止弁CKシリーズは、ディスク弁とスプリングを組み合わせた「スプリングディスク式」を採用し、次のような特長から多くのお客様にご支持いただいています。 

「漏れない」 
 - 高いシール性を発揮して漏らさない 
 - 最低0.001MPaの微差圧で開弁 

「設置しやすい」 
 - 縦・横・上下を問わず設置OK 
 - 短い面間寸法で、フランジ接続用は省スペースなウェハータイプ 

「使い勝手が良い」 
 - ねじ込みタイプは最高2.1MPaG、ウェハータイプは最高3.0MPaGまで対応 
 - 金属/ゴム/フッ素樹脂から選べるシール部材質 
   (但し選べる材質は型式・サイズによって異なります) 

還水管の逆流蒸気によるウォータハンマー対策としても使用される逆止弁CKシリーズ。 
蒸気、空気、温水、水といった流体や使用温度に合わせてお選びください。