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TLV・TTS保全と検査メールマガジン

2023/06/06 Vol.101

2023年6月6日配信 Vol.101

TLV・TTSメールマガジン 保全と検査に革新を



プラント内に無数にあるバルブの漏れ、特に内漏れは日常点検による発見が難しく、知らないうちに生産流体が漏れて多大な損失に繋がっていたという例もあります。今月はバルブの内漏れを網羅的に検査するフレアロスサーベイの活用例をお届けします。

その他、狭所にあるカレンダーユニットのロール平行度を高精度に診断し、巻きずれ・紙切れといった製品不良を減少させたパララインの事例をご紹介します。


 バルブの内漏れを無くしてフレアロス最小化!
  網羅的なバルブ検査 フレアロスサーベイの活用例

バルブ内漏れ検査 フレアロスサーベイ
 
◆ バルブの内漏れによる生産流体のロス

生産を行う過程で発生した余剰ガスや廃ガスは、焼却処理施設(フレアスタック)に流され無害化されます。途中の配管には安全弁や多数の各種バルブが設置され、閉弁機能で生産流体の流出を防いでいますが、弁部のエロージョンやゴミ噛み等によるバルブの内漏れがあると、生産流体がそのままフレアスタックに流出し次のような影響が出ます。

・製品の損失
・生産機会の損失
・想定外の漏れによる突発事故の可能性
・フレアスタックの炎が大きくなることによる周辺住民の不安



◆ 課題解決例

実際に、フレアスタックの炎が大きくなりバルブの内部漏れが疑われるものの、
対象となるバルブが多く特定できない、対象エリアまでは絞れてもどのバルブから
漏れているのか分からない、といったご相談をよくいただきます。

この解決策が、プロの診断員がバルブの内漏れを網羅的に検査するフレアロスサーベイです。これまでに次のような課題を解決しています。

1.日常的な点検では管理が行き届かないバルブの漏れ
 (定期整備対象外のバルブやタワー上部にあるバルブ等)
2.五感ではわからないバルブの内漏れ(C3/C4/LP等目に見える液体漏れ管理の盲点)
3.保温材に覆われたバルブの状態把握(保温材を解体しない検査)
4.配管の末端に設置した多数のバルブの網羅的な検査(多重バルブ管理の油断)

フレアロスサーベイを採用されたお客様からは、

「複数のバルブからの漏れを発見し、次回定修前にバルブ交換の準備ができたため、交換・運転開始までの時間を短縮できた」

「診断で見つかったバルブ不良箇所にはバルブの締め忘れも含まれており、70%が増し締め・スチーミングの処置で速やかに正常復旧できた。対処が早くロスを削減できた」

「バイパスバルブだけで20%近くの異常箇所が見つかり、1箇所あたりの損失額が年間500万円に上る漏れ箇所もあった。今後は定期的に利用したい」

などの声をいただきました。フレアロスサーベイを活用した課題解決例の詳細は以下をご覧ください。
 
フレアロスサーベイによる課題解決例を見る >
 
バルブの内漏れ検査に関するご相談は、こちらからお寄せください。
 


 カレンダーユニットで巻きずれ・紙切れ発生!
  狭所もOKなロール平行度診断で歩留り・稼働率向上
 
ロール平行度診断カレンダー事例   高級雑誌印刷紙の抄紙機において、製品の巻き取り工程で巻きずれや紙切れが発生していました。

ロール平行度のずれが原因と思われましたが、従来の光学式ロール平行度測定では、周囲にスペースの無いカレンダーユニットの高精度な計測が難しく、製品不良は解消されませんでした。
 
そこで、従来法では計測が難しい狭い箇所でも、高精度な計測が可能なロール平行度診断 パララインをまずはオプションで採用。その結果、カレンダーのアイドラーに大きなずれを発見しました。アライメント修正後、巻きずれや紙切れが低減して歩留まりが向上し、設備の稼働率も向上しました。