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TLV・TTS保全と検査メールマガジン

2023/11/14 Vol.106

2023年11月14日配信 Vol.106

TLV・TTSメールマガジン 保全と検査に革新を



今月は『メンテナンスを学ぶ~設備の腐食管理~』から「高圧ガスを貯蔵する球形タンクの脚柱検査」記事をご紹介します。腐食のメカニズム、従来の検査方法の課題とその解決策等をご説明していますので、他設備の腐食管理のご参考にも是非ご覧ください。

そのほか、大型、縦型、スペーサーを持つ設備、機械列などあらゆる回転機の高度な芯出しが誰でも素早く簡単に行える、レーザー軸芯出し器 ロータラインタッチをご紹介します。


 メンテナンスを学ぶ ~ 設備の腐食管理 ~
  「高圧ガスを貯蔵する球形タンクの脚柱検査」

高圧ガスを貯蔵する球形タンクの脚柱検査
 
高圧ガスを扱う化学プラントなどで多く見られる球形タンク。
この球形タンクを支える脚柱が腐食して強度が低下すると、タンク倒壊に繋がる危険性があり、海外では実際に事故も起きています。

タンク脚柱の健全性評価は重要ですが、従来の検査方法には次のような課題があり、多大なコストと工期がかかっていました。

・耐火被覆の全解体後、目視検査や超音波検査をする必要がある
・長いもので地上8mの高さになるため、足場の施工が必要
・耐火被覆(モルタル)解体のはつり作業が火気工事のため運転中の実施が困難で、
 数年に一度の開放点検時にしか検査できない


これらの課題を解決し、低コストで腐食箇所の絞込みが行えるとして近年、PEC(パルス渦流探傷)によるスクリーニング検査の導入が広がっています。
球形タンク脚注の腐食メカニズムや従来の検査方法の課題、その解決方法等については以下をご覧ください。
   
◆ 参考事例

実際に球形タンクの脚注検査にPECを採用し、従来に比べてコスト4分の1、工期5分の1に短縮できた石油化学会社様の事例は以下をご覧ください。
     
 


 オススメ!「正確な芯出し」が誰でも簡単に行える
  レーザー軸芯出し器 ロータラインタッチ

レーザー軸芯出し器 ロータラインタッチ

レーザー軸芯出し器 ROTALIGN TOUCH(ロータラインタッチ)は100点以上の測定点を瞬時に計測。大型、縦型、機械列など、あらゆる回転機の高度で複雑なアライメント作業が誰でも簡単・正確に行え、工期を大幅に短縮します。

正確な芯出しは設備の長寿命化、メンテナンスコスト低減、生産機会損失の回避に繋がります。ロータラインタッチの実際の操作画面は以下から動画でご確認ください。
   

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