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TLV・TTS保全と検査メールマガジン

2024/02/14 Vol.108

2023年12月12日配信 Vol.107

TLV・TTSメールマガジン 保全と検査に革新を



「蒸気使用量が年々増える」というお悩みはありませんか?
蒸気使用量増大の原因は、蒸気配管の保温材の劣化かもしれません。
今月は投資対効果を高めるために、サーモ画像による保温劣化診断で保温材更新の優先順位付けをした事例をご紹介します。

そのほか、保冷配管の腐食検査冷却水配管のピッチング(孔食)検査に最適な、面で測定する金属腐食スクリーニング検査 Bracelet(ブレスレット)をご案内します。



【事例】配管放熱ロス検査で保温材更新対象を絞込み
   ~ サーモ画像による保温劣化診断 ~

 
配管保温のサーモ画像診断事例


冬場や雨天になると、蒸気の使用量が増加します。
あるお客様の現場では、季節や天候の変化だけでは説明がつかないほど蒸気使用量が増大しており、原因として屋外蒸気配管の保温不良が疑われました。

そこでTTSにご相談いただき、屋外ラック上に設置された蒸気配管の保温材表面温度を素早く確認できるサーモ画像診断を採用。4kmあるメインの蒸気配管を2日間で検査して、特に表面温度が高く放散熱量の大きかった箇所の保温材を優先的に更新対象とした結果、投資採算性が高い形で保温材の更新をすることができました。
 

 

 



保冷配管の腐食検査・冷却水配管の孔食検査に!
  面で測定する金属腐食スクリーニング Bracelet

 
金属腐食スクリーニング検査 Bracelet


金属腐食スクリーニング検査 Bracelet(ブレスレット)は、配管の減肉状況を「面」で連続的に測定するため配管腐食の一次検査に最適です。

・面で測定するため、スピーディーかつ網羅的な診断が可能

・UTなどの点による測定では見落としやすい、ピッチング(孔食)のような
 小さな腐食も発見【参考事例】冷却水配管の孔食検査

・保冷材を解体することなく、運転中に保冷材の上からに検査できるため、
 検査の前処理が不要で検査工数を短縮(【参考事例】保冷配管の腐食検査

面で測定する金属腐食スクリーニング検査 Braceletの詳細は以下をご覧ください。